日本財団 移動型陸上支援センター外装デザイン

日本財団様の無人運航船プロジェクト「MEGURI 2040」の移動型陸上支援センター外装デザインに選ばれました!

ちょっと難しいのですが、まず「陸上支援センター」というのがいったい何なのか簡単に説明します。

「陸上支援センター」というのは日本財団の主導で現在研究が進められている船舶の無人運航化計画「MEGURI 2040」(2040年までに内航船の50%を無人化する目標)において重要な役割を担っている陸上の遠隔操作基地のことです。自動車では無人運転がよく話題になりますよね。それの船舶版です。つまり、陸上支援センターは空港の航空管制基地みたいなものですが、無人運航船をただ監視するだけでなく、衛星通信経由で情報を共有することで航路の変更までも遠隔で支援できる機能を備えています。

これまで陸上支援センターは千葉県幕張に常設されていましたが、今回新たにAirstreamのトラベルトレーラーを改造した「移動型」陸上支援センターが完成(世界初とのこと)。これによって災害時などでも安全な場所に移動して無人運航船の遠隔航行支援を行なうことが可能になりました。今回この移動型陸上支援センターの外装ラッピングに「なににぬこ」のデザインが選ばれたというわけです。とても光栄です!

そして2025年2月5日、ついに「なににぬこ」の外装ラッピングをまとったピカピカの移動型陸上支援センターが正式にお披露目となりました!記者会見では私たち「なににぬこ」からのビデオメッセージも紹介されました!


↓移動型陸上支援センター発表会見のライブ動画↓外装デザイン説明部分にリンクしてます

「なににぬこ」メッセージは1:07:50あたりから

今後、この移動型陸上支援センターは日本各地で実証実験が行なわれるとのことです。私たちの外装デザインをまとった陸上支援センターが日本中を駆け巡って大活躍すると考えるとウキウキしてきます!「MEGURI 2040」プロジェクトが大成功して、日本の海運に明るい未来が訪れることを願っています!

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